窪田の大島紬


窪田織物は、大島紬の製造から販売まで行っております。

中でも他の紬製品とは一味違う窪田をご紹介!

 

窪田織物の特徴

窪田織物は製作から販売まで、一貫した大島紬創りを行っております

社内にデザイン部を設置し、皆様のニーズに応えられる新商品開発を続けます。

12マルキ屋久杉染め 唐草と格子琳派花鳥図図案 花御膳さくら


※画像をクリックすると拡大できます。

 

 

 


窪田だけの大島紬

15マルキ

15マルキ2

窪田織物は、2008年に製造方法の特許を取得しました。

 

窪田織物が開発したのは、大島紬独特の単位で「24算(よみ)15マルキ」と表現される製品です。「算」は紬のたて糸の密度、「マルキ」は絣の精密さにつながるかすり糸の本数を表します。

1マルキ80本、開発した反物は一般の反物の倍以上になります。

現在の製品は13算や15.5算、5~9マルキが中心になっています。

 

一般的に数字が大きいほど糸は細くなり、手間がかかる上、熟練した技術が必要です。一方で製品は羽毛の様に軽く肌触りがよく、より精密な柄の表現が可能になります。

 

たて糸が多いために難しくなる横糸を入れる技術を確立しました。

横糸を通すためにたて糸を上下に広げる「綜絖」(そうこう)という部分を1組から2組に増やし、織る技術です。

複製

さまざまな糸を特注して試し、各製造工程で試行錯誤を重ねてきました。

名称は価値が計れないほど高級という意味で「無価大島紬」と名付けました。

 

2年後の2011年には「32算18マルキ」の製品を開発しました。

 

詳しく知りたい方はこちら!→「18マルキができるまで」

 


 

多様な染めの種類

 

染め

 

大島紬の代表的な染め方、泥染めはもちろん

窪田織物の染めの種類はバリエーション豊かです!

 

草木染め(草木から抽出したエキスでの染色)といっても、その原料は様々です。

多く知られているのが藍染、「タデ食う虫も好きずき」のタデを使ったなじみのある草木染です。

 

窪田織物はほかにも

世界遺産、屋久杉を用いた落ち着いた色味の屋久杉染め

鹿児島ならではの紫いもを使った、品のある紫いも染め

アロマ効果のある月桃(げっとう)を用いたさねん染め

正藍染め(藍染)をちょっとひねって製造した清楚な白正藍

 

窪田織物はこれらの染色方法で 商標登録をしております。

 

詳しく知りたい方はこちらへ!→染めの種類」

 


 

大島紬の可能性を拡大

 

琳派花鳥図 着姿想定

織りあがった反物を着姿にすることで、 お客様がイメージしやすくする取り組みをしております。

大島紬は高級で着こなしが難しいと思われていますが、窪田織物はそれらを払拭しようと様々なことにチャレンジしています。

 

・形の違う大島紬

キーホルダーや帽子、カバン、財布、洋服、タペストリー

いろんな形で大島紬に触れ合える、興味を持って貰えるきっかけを提供しています

 

商品のフォトギャラリーはこちら!→フォトギャラリー

 

「親子三代、大島紬」からヒントを得て製作したベビーギフト「おおしまつむぎ」(外部サイト)

ご購入したお客様からも、嬉しいお声をいただいております!

 

 

 

・クボタテクノ

カーテンやクッション、使う方が大島紬を好きになって貰えるような

堅苦しいイメージからスタイリッシュでファッション性のあるものへのイノベーションです。

 

それでもまだ敷居が高いと思われる方、もしくはもっと知りたいと興味をもってくださる方は

是非、窪田織物にお越しください

製造過程を見られる工場見学、普段はみられない反物の大島紬など社員全員がかける大島紬への熱意が伝わるはずです。

 

 

 

 


 

ここまで読んでくださりありがとうございます。

ご意見ご感想、メールフォームにてお待ちしております。

 

 


 

 

大島紬をもっと詳しく!→大島紬の魅力