お久しぶりです!
ファミリーセールも無事終わり、いよいよ3月です!
図案以外の仕事が増えてきました…
更新率、これから徐々に戻していきます(^^;)
さて、先ほど出荷室に糸切りはさみを借りに行ったのですが
8cmほどの正方形でずしりと重たい、折りたたみの拡大鏡を見つけました。
なにに使うのか疑問に思っていると、大島紬の先生が教えてくれました。
めもりがついているそれは、絣の数を数えるためのものでした。
「この反物は何算(よみ)か」「何筋(すじ)か」を調べる道具だそうです。
その拡大鏡でみた絣がこちら
大島紬の特徴である平織りがはっきり見えます!
こちら、組み立てても10cmあるかないかの大きさの拡大鏡なので、畳の上の反物に顔を近づけて正座する姿は端から見れば面白い絵だったのでしょうが
経(たて)糸と緯(よこ)糸が肉眼で見えた時にはとても感動しました。
(掲載許可はいただきました!)
いくら言葉で大島紬の工程を伝えようとしても、伝わりにくいものばかりですが
こうして目にしてみると理解しやすいんじゃないかなぁと思います。
ちなみに画像は根強い人気の龍郷柄です。
今までハブとソテツ葉の幾何学模様と解釈されていましたが、最近じゃ違うモチーフなんじゃないかと新しい解釈もあるそうです。
ただ糸きりはさみを借りるだけだったのですが、面白い体験ができました(^^)
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