本場大島紬は、奈良時代の頃(西暦 661年)に行われていた梅染、桃染などの古代染色技法を今日に伝える著名な高級純絹手織物であり、軽く、あたたかく、しわにならぬ着味の良さに加え、長い伝統と風土が育んだ精緻な絣技術と、独特の古代染色”泥染め”の技法によってつくられた渋い色調は典雅な品格を生み、女心を魅了してやまない。
本場大島紬の規格
のりはり 「締機(しめはた)」で締をくくるためには、必要な本数をそろえ糊(のり)で固めておかねばならない。絣糸(かすりいと)は経糸(たていと)も緯糸(よこいと)も16本づつにまとめ「フノリ」をつけ、日光で十分乾し上げる。 製品づくりのための最初の大事な工程である。
準備加工 一口に「加工」と言われる工程は、締や染色を除く、機織りのための準備工程を言い、細分化すると28工程にものぼる作業工程がある。主なものは、整経・糸繰り・糊付け・糊張り・部分脱色・摺込み染色・絣むしろほどき、綾ひろい(柄合わせ)などである。
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